小さな家で、大きく暮らすという考え方
2027年の岩手県陸前高田市への移住まで、あと半年。
移住後は、まず岩手県が用意してくれているお試し居住を利用して暮らしをスタートする予定です。
お試し居住は最長6年間利用できるそうなので、その間にじっくりと「次の暮らし」を形にしていきたいと思っています。
私が思い描いているのは、家族3人でトレーラーハウスに暮らすこと。
それも、太陽光発電や雨水利用などを取り入れた、オフグリッドな暮らしです。
そんな暮らしに憧れるきっかけになったのが、海外のYouTubeチャンネル『Living Big In A Tiny House』でした。

「小さな家で、大きな暮らし。」
このタイトルだけでも、なんだかワクワクしてしまいます(笑)。
ニュージーランドやオーストラリアを中心に、夫婦二人や家族四人など、ごく普通の人たちがタイニーハウスで暮らしている様子が紹介されています。
我慢する暮らしではなく、自分で選ぶ暮らし
日本で「タイニーハウス」と聞くと、
ミニマリストが狭い空間でストイックに暮らしていたり、
山奥で小さな小屋を建てて自給自足をしていたり。
どこか「何かを我慢して暮らしている」というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
でも、このチャンネルで紹介されている人たちは少し違います。
コロナ禍や物価高を経験し、「自分たちはどんな暮らしがしたいのか」を考え直した結果、この暮らしを選んでいる。
もちろん動画なので演出もあると思います。
それでも、どの人からも悲壮感は感じません。
むしろ、「自分でこの暮らしを選んでいる」という誇らしさのようなものが伝わってくるんです。
そんな姿を見ていると、
「ひとりひとりが、自分らしい暮らしをもっと自由に選べるようになったら、世の中はもっと幸せになるんじゃないかな。」
そんなことを考えるようになりました。
心が動いたのは、節税ではなく暮らしだった
一方で、日本でトレーラーハウスについて調べていると、
「固定資産税が掛からない」
「減価償却できる」
「資産として活用できる」
そんな情報を目にすることが多くあります。
もちろん大切な情報です。
でも、私の心が動いたのはそこではありませんでした。
「この暮らし、なんだか楽しそう。」
そんなふうに思えることの方が、ずっと魅力的だったんです。
だったら、自分が実際にその暮らしをしてみればいいんじゃないか。
そう思うようになりました。
夢を現実にするために、まずは相談してみた
そこで気になったのが、「実際に日本で実現すると、いくらくらい掛かるんだろう?」ということ。
そこで今回、トレーラーハウスの製造・販売を手掛けているYADOKARIさんにオンライン相談をお願いしてみました。
担当の方に教えていただいたのは、「ROADIE」という全長7.2mのモデル。

価格は約1,025万円からとのことでした。
正直、「やっぱりそれくらいするよね」という気持ちと、「意外と現実的かもしれない」という気持ちが半分半分。
でも、一番印象に残ったのは金額ではありません。
空間のつくり方でした。
ロフトがあるのに、その下でも大人が立って歩ける高さがある。
限られた広さの中でも、圧迫感を感じにくい設計になっているそうです。
「小さい家だから我慢する。」
ではなく、
「小さい家だからこそ工夫して楽しむ。」
そんな考え方が、家づくりにも表れているように感じました。
もちろん、現実はそんなに簡単ではありません。
トレーラーハウス本体だけでなく、土地や給排水、電気設備なども必要になります。
私が目指しているオフグリッドな暮らしなら、太陽光発電や蓄電池、雨水利用なども考えていかなければなりません。
まだまだ調べることも、考えることもたくさんあります。
それでも、今回相談してみたことで、ぼんやりとした憧れだったものが、少しだけ現実に近づいた気がしました。
「どんな家に住むか」より、「どんな暮らしをしたいか」
陸前高田への移住まで、あと半年。
まずはお試し居住で地域の暮らしをじっくり味わいながら、その土地でどんな毎日を送りたいのかを家族で考えていこうと思います。
「どんな家に住むか」ではなく、
「どんな暮らしをしたいのか」。
その答えを探しながら、一歩ずつ夢を形にしていく。
そんな過程も、このブログで少しずつ記録していけたらと思っています。
