季節は6月。梅仕事の季節ですね。
今までそんなことも意識してこなかったけれど、
普段食べるてるものや旬に目を向けると、
こういった季節に応じた仕込みがあることにようやく気付くようになりました。
横浜に住んでいても、ご近所さんで豊後梅の木をお持ちの方がいて、
毎年この時期に
『梅を持っていかないか?』
と声を掛けていただきます。
そして、今年も立派な豊後梅を収穫させて頂きました。
というのも、今朝釣りから帰ってきたところ、
ちょうどご近所さんと遭遇。
畑にあるバジルやら三つ葉?、それにアジサイまで。
いろいろと話していたらあれもこれも持っていって〜とおすそ分けしていただきました。
今年で85歳になるというご近所さん。
梅もたくさん成るけど、高いところはとても取り切れないから、
お兄さん取りに来てね、と。
実は私の方も今朝、東京湾でクロダイとその仲間のキビレ、計2匹を釣り上げたところ。
豊後梅とクロダイのお刺身の物々交換が決定しました(笑)
ここのところ、仕事ってなんだ?とか、お金ってなんだ?
どうやったら人の役に立てるのかな?ってことをよく考える機会があります。
そんな時、ある師匠から、
自分が循環できるエネルギーを意識してみましょう!ってアドバイスをもらいます。
エネルギー?
それって何かを作ってあげるとか、教えてあげるとか?ってことかなって。
うーん、あいにく持ち合わせていないなあ。って思っていたら、
もっと視野を広げて簡単なことでもいいんだよって教えてくれました。
すると、
あ、私って魚釣って捌くことできるじゃん!
そしてその85歳のご近所さんからしたら、
梅の成る木を持っていて、毎年いろんな近所の方に梅を配っている。
この魚と梅の物々交換には、
ある種の嬉しいエネルギーが循環していたんだ!って実感できました。
そう言えば周りを見ると、
誰も取らずに実が落ちて熟していくビワや夏みかんの木。
作った本人だけでは食べきれなくて畑の端に捨てられた野菜たち。
意識を向けると溢れ落ちたエネルギーが至る所にあるなあと。
誰かにとっては取りきれない梅。
誰かにとっては食べきれない野菜。
私にとっては趣味で釣った魚。
お金を介さなくても、それぞれが持っているものを持ち寄るだけで、人が喜び、笑顔になり、関係が生まれていく。
そんな光景を目の前にして、
「ああ、お金ってこういう循環の後から生まれたものなんだな」
と感じました。
まず先にあるのは、誰かの役に立つこと。
そして、自分が持っているものや得意なことを差し出してみること。
魚を釣ることも、野菜を育てることも、梅を分けることも、コンポストで土を作ることも。
どれも小さなことだけれど、その小さなエネルギーの交換が人と人をつなぎ、暮らしを豊かにしているのかもしれません。
週4勤務になってから、以前よりもこうした循環に気付く機会が増えました。
豊かさは遠くにある特別なものではなくて、
実はご近所さんの庭先や、畑の片隅や、朝の釣り場に、ずっと前からあったのかもしれませんね。
今日は豊後梅とクロダイの物々交換から、そんなことを感じた一日でした。


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