パーマカルチャーオンラインスクールで、こんなワークがありました。
「必要だと思い込んでいたけれど、実は必要ないかもしれない支出はありますか?」
この問いを見た瞬間、社会人になったばかりの頃を思い出しました。
最初に勤めた会社では、東京本社に異動すると毎日のように保険会社の営業担当さんがお昼休みに社内へ来ていました。
当時は、
「会社ってこういうものなんだなあ」
くらいにしか思っていませんでした。
でも、ある日隣の先輩が何気なく言った一言が今でも忘れられません。
「こんなに自由に社内を歩き回られたら、重要な情報だって持ち出せちゃうよな。」
「それに保険って、自分で備えられるならそんなに必要ないんじゃない?」
その言葉が、自分の中の「当たり前」を見直すきっかけになりました。
「持つ」が当たり前じゃなくてもいい
それ以来、「本当にこれは必要なんだろうか?」と考える癖がつきました。
我が家では、「所有すること」にこだわらなくなりました。
例えば、
- 賃貸住宅
- カーシェア
- レンタル家電
- レンタル家具
- 傘のシェアサービス
家も車も家具も、「持つこと」が前提ではなくなりました。
保険についても同じです。
日本の公的医療制度を踏まえて医療保険は解約。
車を手放したので自動車保険も不要になりました。
火災保険は自分で必要最低限の内容を選び、月1,000円以下に。
死亡保障もネット保険で掛け捨てにし、月2,000円ほど。
「みんなが入っているから」ではなく、自分たちに必要かどうかで選ぶようになりました。
浮いたお金は、心から欲しいものへ
支出を減らすことが目的ではありません。
浮いたお金は、自分たちが本当に価値を感じるものへ使っています。
例えば、
- 想いのある生協の食材
- 気に入った釣り竿
- 毎日使うスマホやノートパソコン
- 移住先を体験する旅行
- 将来のトレーラーハウスづくり
毎日使うものや、人生を豊かにしてくれる体験には、あまり迷わずお金を使います。
我が家らしいお金の使い方
振り返ってみると、我が家は人付き合いや見栄に関する支出がとても少ない気がします。
飾るための物よりも、
毎日手に取って使える物。
人からどう見られるかよりも、
自分たちが心地よく暮らせるか。
そんな基準で選んでいます。
「普通」は誰の普通?
今回のワークを書いていて、一番特徴的だと思ったのはここでした。
我が家は、世間一般の「普通」をあまり基準にしていません。
家族にとって必要か。
自分たちが幸せを感じられるか。
その基準でお金の使い道を決めています。
「普通だから買う。」
ではなく、
「自分たちに必要だから選ぶ。」
そんな暮らしになってきたことに、今回のワークを通して改めて気付かされました。
こうして文章にしてみると、お金の話というより、生き方の話なのかもしれません。

